ちょうど去年の今頃、抱き枕をタペストリーのように飾るにはどういうものがベストか?、と考えて抱き枕ハンガー的なものを作って早1年。特に問題もなさそうだし、アップした記事はテスト版だったし、その後のフォロー記事もバラバラなのでちゃんとまとめないと・・・と、昨年末から思っていたのですが、ようやくまとめる気が起きたのでまとめてみたー!
 基本的な必須仕様として、
 ・左右の長さ調整
 ・縦は成り行き
 ・壁に掛けるモノだから重さは軽く
 ・そして安価に
 ・できれば見た目もいい感じで
 ・当然抱き枕カバーにやさしい
という考えでやっていますが、抱き枕を留めるクリップは拘ると若干値が張るかもしれません。(良いものを見つけるまでのトライ&エラーという意味で)
 後はなんだ、こういうネタを実践する場合は自己責任でお願いしますね。基本投げっぱなしです。受け手の方は上手に受けてください。2WTとか引っかきに弱いですからハンガーの角には特に注意です。当然ですが工作で怪我とかしないように

 ●片面版
 一番最初に思いついたヤツで2回ほど綺麗に作り直し常用してます。特に大きな問題もない感じで、最初は怖くて予備のあるスムースニットばっかり飾ってましたが、最近は何の躊躇いもなく予備の無い1枚ものの2WTも飾ってます。大体、50x160cmクラスをのもの飾ってますが縦横とも有る程度柔軟性はあります。

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 使ってる材料は、ケーブルモール、クリップ、紐とクリップ固定にネジと両面テープ。ケーブルモールといってもさまざまな形状がありますが四角ほうが使いやすいハズです。色は壁の色に近い方が多分目立ちません。

 まずは単純に組み立て箇条書き
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・100cmのモールを50cmずつに切断して4本用意。
・ケーブルモールをバラして「薄い方だけ」を10cm、30cm、10cmのパーツに分けるx4本。
・10cmのモールの端にクリップを付ける。
・最上段の棒はクリップを下向きにつける。かつ中央の30cmのパーツにもクリップを2個つける。
・各段接続用の紐を用意今回は間隔を500mmにするため550mmくらいの紐を6本用意。
 結び目を作って抜けないようにするため、同じ500mmの場所にあらかじめ目印をつける。
 上部のぶら下げ用の紐の長さは適当で
・ケーブルモールに穴を開けて紐を通し結んで抜けないようにする。
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という感じ。

 以下、無駄にグダグダ書いてみる。

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 ケーブルモールは0号(幅13mmくらい)の1mを2本用意して中央で切断し50cmを4本として使用。モールは2つに分解できますので、その片側をレールとして利用してもう片方をスライドさせることに横幅の変化に対応させてます。
 便宜上、土台となる部分として使う方太い方を「レール」、可動する用使う薄い方を「板」として呼びます。普通はなんていうんですかね? 土台と蓋かな?
 
 伸縮部分として左右10cmとってますので「板」の方だけを10cm、30cm、10cmに切断します。そして10cmに切断した「板」の両側にクリップを付けます。(3)
 クリップは抱き枕をつかむものなので、当然挟む部分にツメなど付いてないヤツで締め付けが強くもなく弱くもなくしっかりしたもの。鉄製は錆びが出た時被害甚大なので当然避ける。見える部分なので見た目もいいやつを、なんて考えてたらホームセンターで4個200円くらいの透明なクリップがベストだったのこれをチョイスしてます。何種類も試したので結果として一番金掛かった部分です。
 
 クリップの固定方法はいろいろありますが、私は見た目と確実性を狙って両面テープで貼り付けたうえにさらにネジで固定してます。(4)
 運よくネジを通せる穴があるクリップが見つかればラッキーですが、そうじゃない場合は自分で穴を開けることになります。私はピンバイスで開けましたので、その手の工作がニガテな方は・・・何か考えてください。
 最上段の棒はクリップを下向きに両端に1つづと30cmのパーツにも2個つけてます。(1)
 
 これで横棒完成ですので、次は各段の接続。接続には紐を使っています。まずは切断されていない50cm状態の「レール」に穴を開けます。場所は「板」を切断した部分が簡単なので30cmの「板」を土台の中央にはめ込んでそこからギリギリ外側にズレたところに穴を開け紐を通します。(2)
 ただこの場所だと(3)のように見た目が悪いので綺麗を目指す方は蓋の内側で開けてください。紐を通すとき若干難しくなりますがそこは根性で。
 
 紐はタコ糸でもなんでも良いと思いますが、当然伸びに強いヤツが良いです。鉄製とかビニールコードはNGかと思います。
 当然穴の大きさも紐の太さに合わせてください。あまり太くない方が見た目にもモールへのダメージ的にも良いかと。ちなみに私はナイロン製の墨つぼ用糸(笑 穴は1mm径(だったハズ)
 穴に糸を通せれば結び目を作っておけば抜けおちないハズです。左右2本長さが合うように調整してください。一番上の段の上側に付ける紐はぶら下げ用としてセット。
 
 で、完成?。使わない時は比較的コンパクトです(1)。まぁ常用してるので関係ないですが。短くした両端のモールが抜けやすい時はセロテープ噛ませるとかで対応してます。
※写真番号と説明順が揃ってないのは気にしないでください。

 実際に抱き枕をセットする際は
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・上部は引っ張りすぎないようにする。
 場合によっては抱き枕の内側に抱き枕と同じ幅の厚紙等を入れておくと
 綺麗になります。(私は面倒なんでやってませんが)
・各段の左右を止める際はそのまま吊り下げる状態ではなく生地を
 「ちょっと持ち上げる」ような感じで止めると、
 生地全体にかかる力も分散できるハズですのでその方がオススメ。
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 ●両面版
 「片面版」を作ったあとに裏の絵柄も楽しみたいと思った。分かりやすく言うなら「昼」は表面「夜は」裏面、とか。でもいちいち付け替えるのが面倒だし、もっとぱっと裏返すイメージでなんとかならんかな?と考えたのが両面版。
 基本コンセプトは「片面版」と同じでななおかつ簡単にひっくり返せないものかと・・
 若干の経緯は「ハンガーその3」をみてください。結局フレーム的な構造になると。

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 使ってるものは、ケーブルモール、クリップ、結束帯、吊り下げ用の紐。クリップ固定にネジと両面テープ。基本的には片面版と同じです。

 こっちも、まずは単純に組み立て箇条書き
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・100cm、180cmのモールそれぞれ2本用意して、横用60cmと縦用140cmに加工。
・縦用の両端3cmくらいのところに結束帯を通す穴を開ける。
・それぞれ適切な位置にクリップを付ける。
・上用の横棒に穴を開けて吊り下げ紐を通す
・結束帯を使って横棒を締め付けて固定。
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と、工作的にはこっちの方が簡単。

 以下、またもや無駄にグダグダ書いてみる。

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 ケーブルモールは1号(幅15mmくらい)の1mと1.8mを各2本買ってきて、それぞれ60cmと140cmにカットしました。このサイズだと60x160cmのサイズには対応できますがそれ以上となるとちょっと問題でるかも。(その場合左右はもうちょい長くして、縦はクリップの位置変更でもいいかも?)
 
 次に結束帯を通す穴を開けますが、これが多分一番面倒です。今回私がつかった結束帯は「オーム電機」の「リピートタイ200mm」(幅約7.5mm)です。(もうちょい長さは短くてもよいかも)
 これがちゃんと通る穴をケーブルモールを貫通させるように開けます。帯は幅がありますので穴は出来るだけ上下の棒に対して並行(に開けた方がしっかり締め付けられます。
 私はプラスチック切断用の「Pカッター」と普通のカッターを使ってあけました。裏表の位置とか綺麗さとか、不安なら切断された残りのケーブルモールで練習すると良いかもです。(3)
 上下のモールと接する部分はその形状に合わせってカットしておくと落ち着きが良いです。(2)
 
 あとは片面版と同様にクリップを付けて、上部のモールに穴を開けて吊り下げ用の糸を通します。
 そして上下のモールを結束帯を使って締め付けて完成。要はワッカを作って通してるだけなので、縦モールは左右に動かせます。(1)
 使わないとはバラしておけます。若干長い方は邪魔ですが・・(4)
 裏返したときの下部分は(5)?(8)みたいにモールの跨がせ変更です。

 まぁ両面版も一応これで完成して実際に使ってはいるのですが、いくつか欠点だなぁと思う点として
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・それでもまだ重い。
・意外とデカイ。当然なんですがね。それ故ひっくり返すのも片手でホイって訳にはいかない。
・裏面にしたとき布と壁の距離が近い。
 これが一番の欠点かも。表面の時はモールが壁に接しているので抱き枕と壁との距離が
 それなりにあるのですが、裏返したときは壁とクリップが接することになるので必然的に
 抱き枕が壁と近い状態になってしまいます。(場合によってはこすれてる)
 有る程度壁面から離れた位置でぶら下げられる場所ならあんまり問題ないですけどね。
・想定より見た目が悪い(ぉぃ
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ちなみに私は抱き枕が届くと広げて写真を撮っているのですが、その撮影にはこの両面版の方が裏表つけ直す必要がなく楽なのでこれを使って撮影してます。

 あと、残ったモールとかで「矢筈」とか作っておくと、高いところに吊り下げるときに楽ですよ。

lib280

 
と一応まとめてみたものの・・・、なにこの残念文章。やはり長文書く器じゃないと悟ったぜ。

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