「安酒喰らったアヒル」は管理人のわりとどうでもいい日常を綴った総じて役に立たない趣味系ウェブサイトです。

八重樫香苗(Pia♥キャロットへようこそ!!G.O.)

2006年9月

■出来ましたっ!\(`0´)/

  • team NEUE:八重樫香苗
    (Pia♥キャロットへようこそ!!G.O./カクテルソフト・F&C)
  • 原型:かわにしけん

 カクテルソフト・F&Cより発売されたPCゲーム「Pia♥キャロットへようこそ!!G.O.~グランドオープン~」より健気で頑張り屋の「八重樫香苗」です。また、数あるコスチュームからエンジェルタイプのお姿です。まぁどうでも良いことですが、私がゲームをやったとき「あやの」の次の攻略したキャラです。えぇ、一応好みってことで。( ´∀`)

 パーツ状態は非常に良いキットでした。パーティングラインの段差も小さいですし、湯口も場所によってはバンダイのアンダーゲートよろしくなるべく表面に出ない部分かつ少しパーツ奥にずれた感じで配置してある感じ。さらにデカールも豊富についていて、まゆげ・まぶたの影・上まつげ・瞳・下まつげと顔のパーツに関してはフルセットで付いていますので顔描画が苦手という方にも安心。なんだか非常にいろいろ気をつかわれているキットなんじゃないかと感じるキットでした。

 パーツ状態が良いので表面仕上げはあまり時間もかかりませんでした。パーティングライン付近を240番>400番で均し、その後スピンプラシにスポンジやすりのファインを付けて全体を研磨。
 その際、胸にある紐のような彫刻が欠けてしまったのでSSP-HG+シアノンのパテを盛って、ナイフとペーパーを使って再成形。細い部分なので心配でしたが、うまく行った感じ。
 グレーサフを吹いて表面チェック。気になる部分をさらに均してサフを落とすためシンナーへドボンしてサフを落とす。この後、スピンプラシにスポンジやすりのスーパーファインを付けて再度全体を研磨。これはドボンした際にパーツ表面に残ったシンナーが揮発したときに、そのシンナーに残っていたドボン液の中のゴミがどうしても表面についてしまうので、それを削り落としてきれいにするためと、最終的な研磨という意味合いもあります。
 そして、メタルプライマーを吹いて色の塗装へ。

 まずは肌色から塗装しました。肌色が付くと次の色に影響がある部分についてはバッサリマスキング。きっちりやりすぎると境目にどっちの色ものらずに白くなるので注意。
 肌色はクリアーオレンジ+蛍光ピンク(微量)で影部を先にふいて、その後、キャラクターフレッシュ1+クリアーオレンジ(微量)+蛍光ピンク(微量)で塗装。微量のバランスは結構そのときの気分次第でやってます。胴体パーツの胸元に衣装部分がありますが、ここはエナメル塗料を使って筆塗りするつもりなので、マスキングせずに肌色をそのまま吹いてます。
 肌色を吹く必要がないパーツについては発色をよくするためホワイトを吹く。
 リボン部分を吹く。頭部にもリボンありますが、次に吹く色が濃紫となるので特にマスキングしなくても大丈夫かと。ここはホワイト+黄橙色で塗装。
 髪の毛を塗装する際はこの黄色をマスキングして、まずは影部をブラックで塗装。奥まったところを中心に吹いてあげればそれっぽくなります。髪の毛はパープル+マルーン+ブラック(微量)の単色です。頭パーツの後ろにも髪の毛がありますので吹き忘れないように。というか吹き忘れそうだった私。塗料を捨てる前に気付いてよかった(;´ー`)
 衣装は、ホワイト+タン+黄橙色(少量)で影部を中心に濃くふいて、それ以外の部分はブワーっとのせる感じのみで。さらに、ホワイト+タン(少量)+黄橙色(微量)で明部を中心にさらっと吹きつけ。縫い目はエナメルのブラウンを使って墨入れ。
 胸元はエナメルのホワイト+クリアーイエローを使って調色して筆塗り。まぁ、自宅にイエローが無かっただけですが、結構似た色にできました。
 ニーソックスは基本的に衣装と同じ色なのですが、吹き付ける量を変えてちょっと濃い感じになっています。なお、ひざやかかと部分に影として黒を吹いたのですが、結果としてこれはいらなかったかなぁと。
 靴は、ホワイト+タンで塗装。奥まった部分はエナメルのブラウンを使って墨入れの感じで着色。
 両手は肌色を吹いて、肌色部をマスキングして白。ボタンはエナメルのシルバーを筆塗りで。
 背中の羽パーツは羽のホワイトを吹いて羽の先の方をホワイト+パープル(極微量)で影をつけ、その後FGパールを吹いて質感変更。なんかプラスチックぽい感じになったのでなんか微妙w
 パニエはホワイトをふいて奥まった部分はホワイト+ニュートラルグレー(極微量)+パープル(極微量)を吹いて、羽同様FGパールうっすら吹く。こちらは半光沢な感じで仕上げ。
 肝心の顔パーツは結局デカール使わず、エナメルで描画しました。
 最終的に羽パーツを除いたすべてにつや消しクリアー吹きました。

 とまぁ、元が非常に良い状態だったので期間も短くデキも良い感じで仕上がりました。帽子の裏に擦れ防止にマスキングテープを貼って被せたのですが、さすがに見える部分には貼れなかったので若干擦れて髪の毛の塗装膜が剥げましたが、被せておくのが標準のような頭の形という気もするので、撮影が終わればもう帽子は取る必要ないから大丈夫かな。

  • 全身全身
  • 帽子なしアップ帽子なしアップ。帽子被せた後なのでちょっと塗膜剥げが・・・

(2006.9.5記)