HOBBY
来栖とまり(かしまし~ガール・ミーツ・ガール~)
2006年5月
■出来ましたっ!\(`0´)/
- 硫黄泉:1/7 来栖とまり
(かしまし~ガール・ミーツ・ガール~/あかほりさとる・桂遊生丸・メディアワークス) - 原型:zenko
コミック原作でTVアニメ化もされた「かしまし~ガール・ミーツ・ガール~」からヒロインの一人「来栖とまり」です。原型は「硫黄泉」の「zenko」さん。
個人的には2005年末から始まったWebラジオをキャストにひかれて聞き出して、原作コミック読んだらドカンとハマったどちらかというと後発組。事故(?)で女性になった元男の子「大佛はずむ」と「来栖とまり」、「神泉やす菜」が繰り広げるドキドキ青春ラブストーリー。って、一部某所での説明を文字にしたらなんか的を得ているのか得ていないのか微妙な説明。
まぁ、ドカンとハマった作品だけあって「硫黄泉」さんのサイトでこのキットが公開されたときに「うぉ~~~!」って叫んだのはナイショです。
キットに関してはストレスなく組める部類だと思います。主要パーツに関しては貫通させての軸打ちもでいるのでいつまで経っても位置が合わないとイライラすることはないかと。
注意が必要な点として、まずはツーテールの取り付け。パーツにもともと接続するための軸が付いており、頭部にも同じ径の穴が開いているので素直小これを利用して取り付ければよいのですが、私が入手したのはかなりキッチリなっていたが故に仮組みして外す際に片側の軸を折ってしまいました。
再生するにも軸の土台なる部分は厚みのないパーツなので無駄な作業をしないためにもこの部分の扱いは注意した方がよいですね。私はなんとか薄く穴を開けて真鍮で接続しましたが、後になって考えたらいっそプラ某か何かで再生させた方が正解だったような気がします。
両手は型抜きの関係でしょうか、分割されているので塗装前に接合した方が楽です。
他に組み立てで修正した部分としては、前髪のパーツが後頭部パーツに対してやや下がり気味だったので若干上にずらしました。この辺も好みですかね。
スカートは腰パーツに乗せる構造になっていますが、こちらも微妙に下がり過ぎて胴体との隙間が大きいので塗装前にパテ盛って位置を修正しました。が、最終的な組み立てでまだ、下がり気味だったのでマスキングテープを丸めたものを挟んで調整。弾力のある物質なのである程度があれば誤差を修正してキチっと合ってくれます。組んでしまえば見えない部分なのでこの辺も臨機応変ってことで。
塗装に関してもそう難しい部分はないかと。襟とスカートにそれぞれラインが入るデザインの制服ですが、アタリとしての凹モールドが彫られていません。これは塗る人の好みにもよると思うのですが、シビアなモールドに沿ってマスキングするのが面倒だったり、モールドそのものの処理(墨入れ修正とか)で悩んだりする私のようなタイプには単純なラインであればモールド無い方がストレスを感じず楽にキレイな仕上がりを得られたりします。
あとは、胸の校章がデカールとして付属しておりますが、いかんせん胸という曲面に貼るのでマークソフター等で馴染ませながらあせらず貼るのが一番かと。説明書にも書いてありますが、貼る場所がリボンの下になるのでリボンを取り付ける前にデカールを張りましょう。
その制服ですが、縫い目に対して墨み入れしてます。不要かなぁ?って気もしますが、デザインがデザインなだけにアクセントとして全体の間が持つのでオススメではないでしょうか?
目線は添付の作成サンプルですと正面を向いている感じですが、個人的な好みで向かって左に寄せてみました。首をかしげた感じの造詣なのでなんとなく目線そらして下を向いてるようにしてます。
そして最後の難関は「後れ毛」。説明書のとおり付属のキャストから三角刀を使って納得いくパーツができるまでガシガシと掘り出す。これが思ったより面倒。太すぎたり短すぎたり、全体のラインが変だったり、よっしゃ~!いいのできたぞ~!って思ったらどっかに飛ばして失くしたり(笑
さらにその小ささから接着しても気がついたらポロっと落ちたり。瞬間接着剤をつかったり、エポキシ接着剤を使ったりといろいろやってみたりしましたが、瞬間接着剤が良かったかな。
ただ、これ書いてる今現在後れ毛が落ちずに接着されているかはちょっと疑問。( ;´ー`)
「とまり」ってことで意図的に肌を赤みの強い色にしてみたんですか、クリアーオレンジのせいなのか撮影だと思ったより色見が出ていません。実際は写真よりちょっと赤っぽい肌なのですが、正直ちょっと濃すぎた。
あとはアレだね。やっぱキャラに対する思い入れの強い状態で作るのが一番のコツな気がする。まぁ、これはあくまで個人的な意見ですがね。
- 製作記録もあります。今回はなんだか要所要所でちゃんと写真を取っていたみたいでいい感じです。
- 大きい写真は既にギャラリーにアップ済みです。
実際はもうちょい赤みが強い肌色です
この目線は狙ったとおりでよかった。( ´∀`)
(2006.7.3記)