「安酒喰らったアヒル」は管理人のわりとどうでもいい日常を綴った総じて役に立たない趣味系ウェブサイトです。

椚あやの(Pia♥キャロットへようこそ!!G.O.)

2006年4月

■出来ましたっ!\(`0´)/

  • コトブキヤ:1/8 椚 あやの
     (Pia♥キャロットへようこそ!!G.O./カクテルソフト・F&C)
  • 原型:ティーゲル

 2006年2月3日にカクテルソフト・F&Cより発売されたPCゲーム「Pia♥キャロットへようこそ!!G.O.~グランドオープン~」よりメイン(?)ヒロインの「椚あやの」が2006年3月21日にコトブキヤよりキットとして発売されました。ソフト発売から2ヵ月かからずのリリースだったので「すぐ作ろう!」テンションが高かった! そんなわけでキット到着と同時に組み立てに入りました。
 ただ、残念なことにどうやらこのキットで「コトブキヤ」の一般流通キットは最後になったような感じです。キット発売>PVCという流れは致し方ないにしてもキットが出なくなる、しかも一般流通として比較的容易に入手できていたコトブキヤがそのような状況になったのはやはり残念と言うしかないですな。
 ちなみに、このキットも2006年6月にPVC完成品として発売予定。キット発売から3ヵ月のリリース。もはやキットの出番はなしですかね?コトブキヤさん。(涙

 で、やはり買ったばかりのタイミングで作るとテンション高く作る意欲満々なんですが、このキットあたりが悪かったのか今までのコトブキヤから考えられないくらいパーティングラインの段差が大きい。しかも腰パーツの太ももあたりが一番酷かった。盛って均そうとも思ったのですが、おパンツがまたかわいいフリルの凝ったデザインになっているため、今の私の技量では盛ってしまえばそれを元に戻すことが不可能な感じだったので、平面感が出るのを承知で削って均すことにしました。
 しかもこの段差のおかげでせっかくのおパンツフリルもやや活かせない感じになってしまってたのがさらに残念。この「あやの」のパンツ非常にオシャレなんですよ。ゲームやっててあんまり気にしなかったのですが、パーツの形状がよくわからないので、再度ゲームのCGモードでそれらしいのを探して見つけた時に思わず「あーーー、こうなってんだ」って思うくらい。なんかこんなパンツはいてる「あやの」が非常にかわいく思えます(ぉぃ
 他にもツーテールの分岐部分にレジンが流れていなかったり、結構テンション削られるキットだったことは間違いありません。

 組み立てに関しては巻きスカートが若干やっかいな感じです。形状のせいなのか(右太ももに布が乗った感じの成形なので致し方ない処理なのかも)、組み立てを考えてのことなのか2分割されているため、あらかじめ結合させて塗装するか、塗装>組み立て>継ぎ目処理>再塗装、の手順でいくかやや悩みどころ。とりあえず組み合わせた状態で腰にねじ込むことができるのかと確認したところ、出来ないことはない感じだったので私はあらかじめ結合させて組み立てる方法を選択しました。
 結果としては、やはりタイトすぎるため挿入時にお尻の塗膜を破損するハメに。ただ、組み上げてしまえば見えない部分なので結果的にはなんとかなったというレベル。防ぐには若干緩めに挿入できるようスカートの内側の削れる部分は徹底的に削る+腰パーツで干渉しそうでかつ組み上げ後に影響ない部分も削っておく処理が必要。または塗装後に結合処理するか、スカート脱着コンパチを優先させるようであれば、真鍮で仮止め出来る程度に抑えておくしかないかと。
 PVC完成品ではこの辺融通が利きそうなのでキットより楽に脱着コンパチできそうですな。

 塗装に関しては、上着中央のフリルがやっかいかなと思ってたんですが、それに関しては意外とすんなりマスキング塗装できたのでストレスにならなかった。おパンツのフリルもある程度段差のあるモールドだったため、実験的にマスキングゾルだけでやってみましたがこれも上手く行った感じ。労力に対する出来としてはかなり効果的です。

 最終的な組み立てで襟の部分のかみ合わせが悪かったのが発覚してしまった。最初の仮組みである程度余裕がある部分だと思ってそれなりにしてしまったんだけど、実際はしっかりとしたかみあわせ状態になっていて結果胸元のリボンと干渉して上手くはまらない状態になった。後戻りできない状態だったのでちゃんとした固定はあきらめて両面テープで軽く固定する感じで決着。やや浮き気味になっているのがいただけないですがね。
 また、先にも記述したとおり巻きスカートを腰にはめ込むときに塗膜破壊とかありましたが、ここは妥協するしかないかなと。
 唯一自分の中で問題だったのは墨入れ+エナメルレタッチ。ハイソックのラインに青のラインが残るように墨入れしたですが、最終的に組みあがってみるとこのラインはいらなかったなと。
 上着前面のフリルにもエナメルを薄く溶いたものを墨入れの感じで流して濃淡をつけたんですが、ここは仕上げが雑すぎ。手法としては悪くないと思うのですが、あせらずちゃんと処理する必要があるってとこですな。

 最終的な感想としてコトブキヤの見本写真は微妙じゃね? ってこと。実はコトブキヤの見本写真を見たときにポージングによる全体のバランスがおかしいように感じたんですよ。特に正面からの右足の腿から足首にかけてのラインとか。ただ、それは写真だからそう見えるってことで実際の立体物をみれば全然気にならない。単に写す角度で極端に平坦に見えすぎただけってことです。なんというか、あの写真みて完成品買うのを躊躇している人がいれば気にせずG.O.!でいんじゃね? と

  • 正面シンプルな配色ですが、かわいさが出ていますな
  • ズームアップCGに近いような瞳にするにはエアブラシで吹いたほうがよいですかね
    私は手書きでやりましたが・・w

(2006.5.10記)
(2006.5.11一部文字修正・加筆)